ダイキ

現役テニスコーチによる情報共有ブログ

親や指導者は絶対一度読んでいただきたい

SNSで見つけた文章です。

スターナッツというサッカーチームのページからコピペさせていただきました。

https://www.facebook.com/100057599072787/posts/272585431338091/?d=n

指導者として凄く勉強になったので、

子供をサポートする親や指導者、

社会人の方でも部下を持ってる方は

凄く参考になると思いますので、

ぜひ最後まで読んでいただきたいです。

 

 

 

『10歳のジュニアサッカー選手からパパとママへの手紙』

パパ、ママ、おこらないで聞いてね。

試合中に、そこはパスだ、次はシュートだ、絶対に抜かれるなよ、ほら右にもてきがいるぞ、と指示を出すのはやめてほしいんだ。

僕はロボットじゃないんだ。自分でやりたいんだ。自分で考えてやってみたいんだ。

それがうまくいかなくても、何度でもやってみたいんだ。

パパはサッカーが上手だから、こうするとダメで、こうした方がいいって知ってるけど、僕はやったことがないから知らないんだよ。

だから、「何でできないんだ!」「何度同じミスをしたら気がすむんだ!」っておこらないで、つまらなくなっちゃうよ。

この前の試合の時にパパが「あれはファールだろ!?」「それはオフサイドだろ!」としんぱんに文句を言っていたけど、あればたしかにファールだったし、オフサイドだったよ。でもしんぱんだってまちがえることはあるでしょ?

僕は試合に負けたことより、パパがしんぱんに文句を言っていたことの方がくやしかったよ。

試合に負けることはくやしいけど、そんなことより、僕はサッカーをするのがとっても楽しいんだ。

だから試合の勝ち負けよりも、いろんなことを試合でチャレンジすることが楽しいんだ。

だって、試して失敗すると、「こうするとダメなんだ、じゃあ次はこうしてみよう」といろいろ考えてやるのが面白いんだ。

ママ、いつも試合が終わって家に帰ってすぐに「勝った?負けた?」って試合の勝ち負けばかり聞かないでそんなことより、僕は「今日はこんなことをやったら上手くできたよ!」って話したいんだ。

ママが応えんに来ると、ママ達とみんなでいるでしょ。

相手チームが強い時に、うまくいかなくて、ゴールされて、ボールをうばわれることが多いけど、それがはずかしいからって、大きな声で笑うのはやめてほしいんだ。

僕たちは相手がいくら強くてもしんけんにやっているんだ。

〇〇君はすごいね、何で〇〇君はできるのにあんたはできないの?って、いつも〇〇君と比べるはやめてほしいんだ。
僕は僕で、〇〇君は〇〇君でしょ。
僕だって 〇〇君より下手なのは知ってるよ。

でも僕は昨日よりうまくなったことがあるんだ!

リフティングが昨日より10回も多くできるようになったんだよ!すごいでしょ!

妖怪サッカー通信から

 

以上です。

指導者として凄く共感しました。

・子供も考えてる

・チャレンジを楽しませる

・他の子と比較だけでなく、その選手の成長過程も見守り褒めてあげる

以上のことが指導において絶対ではないですが、凄く考えさせられる文章です。

日々勉強し続けてベストな環境を作ってあげたいと改めて決意しました。

それでは!

 

未来を見てますか?レシービングスキル②

今回はレシービングスキルの予測についてです。

 

タイトルにありますように

 

未来を見ながら試合してますか?

 

って生徒に言うことあります。

 

おいおい頭おかしいんちゃうか?

 

って思われるのは重々承知の上なのですが、

 

冗談ではなくて

 

マジの

 

大マジで

 

未来を見ながら試合してください。

 

いやいやそんな特殊能力ないよって

 

エンペラーアイがあれば

 

苦労しませんよ

 

って言いたい気持ちは分かります。

 

エンペラーアイとかは冗談ですけど

 

未来を見るというのは本気です

 

正確に言うと

 

未来を予測してください。

 

外れてもいいので

 

本当に外れてもいいので

 

未来を予測してください。

 

大事なので2回言いました

 

上級者と中級者の差はここが大きいです

 

じゃあ未来を見る方法をお伝えします

 

ってなんかうさんくさいですねw

 

ちょっと大げさに言うた方が分かりやすいかなと思って

 

ただただ善意で文章を作成しております。

 

皆様のお役に立てればと…w

 

では本題にいきます

 

僕も当然エンペラーアイは持ってないので

 

予測した未来が毎回当たるわけではないです

 

もちろん予測が外れてもボールは返そうとします。

 

そういうボールは基本はシングルスならクロスに返す

 

ダブルスなら後衛に返すとあらかじめ決めてます。

 

さっきも言いましたけど外れてもいいから

 

予測してください。

 

ではどうやって未来を見るかというと

 

ポイントは2つです。

 

①相手のラケットとボールの位置関係

②相手の重心(バランス)

 

初めはこの2点に注目してみてください。

 

まず①相手のラケットとボールの位置関係について解説します。

 

例えば想像してみてください。

 

ボール対して外側にラケットがあれば

 

ボールの外側に力が与えられるので

 

クロスに飛んでくるのが分かりますか?

 

コースが分かりますよね?

 

回転も分かります。

 

ボールの下からラケット用意されてたらトップスピン

 

ボールの上からならバックスピン

 

飛んでくる前からコース回転が分かるだけでも全然違いますよ。

 

では次の②相手の重心(バランス)

 

これも重要です。

 

例えば自分が深いボールを打って

 

相手が対応が遅れてボールと近い状態です。

 

ここで①も見てることが分かりますね。

 

ボールが近いということは

 

打点が後ろになったり

 

身体を後ろに倒して無理に前で打とうとします。

 

相手のこういう姿を確認出来たら

 

ボールが浅くなるのが分かりますか?

 

反対に重心を前で打ってたら速いボールが予測できますよね?

 

じゃあポジションを下げて速いボールに備えましょう。

 

自分のポジションが決めれますよね?

 

チャンスボールや浅いボールの対応が遅い人は

 

予測が出来てないことがほとんどです。

 

チャンスボールに弱い人は

 

チャンスボールに強い人に比べて

 

余裕がないんですよね

 

チャンスボールが来ることが予測できてないので

 

びっくりして対応してるので

 

心も身体も準備できてないので失敗するんです。

 

こんな経験ないですか?

 

ミスした時

 

こうしたらよかったやんって

 

ミスした後分かるやつです

 

そうなんですよ

 

でもテニスはそれを瞬間的に判断しないといけないんですよ

 

だからこそ相手の次のボールを予測してください。

 

自分に少しでも時間を作ってください。

 

その時間という余裕がミスを減らし

 

その余裕が攻撃のチャンスを生むんです。

 

僕も予測の大事さを理解するまで

 

全然攻撃できませんでした。

 

ペースが遅い相手なら攻撃できるのですが

 

本当に強い選手が相手になると

 

受け身なテニスをせざるえませんでした…

 

しかしコーチ経験と通して予測の大事さを痛感してからは

 

今までに比べてワンテンポ早くボールに入れるようになりました。

 

この感覚をみなさんにも味わってほしい!

とにかく

 

①相手のラケットとボールの位置関係

②相手の重心(バランス)

 

この2つから見る習慣を始めてください。

 

要は相手を見てください。

 

恐らく予測が出来てない人は

 

ボールだけ見てません?

 

ボールも見ますが

 

相手と対戦してるのでボールだけでなく相手も見てください。

 

サッカーで1対1の時ボールだけ見てますか?

 

相手の足や重心も見ますよね?

 

ボクシングで相手のグローブだけ見ますか?

 

ただこれの原因のひとつが

 

テニススクールが打ち方を教えすぎる気がするんですよねー

 

もしくはテニス雑誌やユーチューブもボールを打つ瞬間の話ばかりで

 

次ボールを打つまでの瞬間の話や指導をしてない

 

ジョコビッチが強いのは

 

ボールを打ってない間の瞬間が他の選手より上手いんですよねー

 

もう感動レベルです。

 

いろいろ脱線しましたが予測をすることで

 

相手のボールが分かり良いポジショニングができます。

 

結果ミスが減り、次の攻撃のチャンスがラリーの主導権が握れます。

 

エンペラーアイ等の特殊能力はみんな持ってませんが、

 

努力を積み重ねて予測力を向上させてください。

 

その経験が直感に変わった時あなたのテニスが化けます。

 

今回は以上です!

 

それでは!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最初が肝心!良い構えは止まらない! レシービングスキル①

前回お伝えしましたレシービングスキルについて具体的に説明します!

 

今回は構えについて共有していきます!

 

良い構えとは結論から言いますと…

 

動いているかどうかです!とにかく止まらない!

 

構えというとドシっと足を止めて重心を低くするようなイメージを持たれるかもしれませんが、

 

逆です

 

ずっと動いていてください。

 

ただずっと走り回るのではなくて

 

まず最適なポジションでジャンプしてください。

 

それも大ジャンプではなくて小ジャンプです。

 

小刻みに小ジャンプをしてください。

 

イメージはボクシングのボクサーのように動けているかどうかです。

 

ボクシングは相手の高速パンチを避けないといけませんから

 

人間が素早く動ける動きに最適です。

 

またジャンプをすると股関節・膝・足首が曲がり

 

パワーポジションが自然と作れます。

 

パワーポジションについてはまた今度詳しく説明しますね。

 

要は構えとは動ける構えでないといけません。

 

だからずっと動いていてください。

 

常にエンジンをかけておく

 

あとはアクセルを踏むだけの状態になれるかです。

 

考えてみてください。

 

サッカー選手やバスケット選手が足が止まっている選手がいますか?

 

あと慣れると意外と疲れませんよ。

 

止まってしまうと

 

要は0から力を生み出すので

 

いきなり急発進すると身体の負担もハンパないですよね?

 

その場でジャンプしてると地面と反発のエネルギーがもらえるので

 

身体は少しの力で発進できるのです。

 

僕はその場でステップすることを生徒に

 

バウディングと伝えてます。

 

ボールのように身体を弾ませておいて下さい。

 

ということです。

 

そもそも理解しおいて欲しいのが、

 

まず相手がボール打った後

 

我々が行うのは打球ではなくて移動です。

 

上手い人ほど共感してもらえると思うのですが、

 

打つことよりも最適な打点に入ることの方が重要です。

 

良い打点に素早く入れることで

 

ボールを支配でき

 

ラリーを支配でき

 

ゲームをコントロールできるのです。

 

いかかでしたか?

 

構えはレシービングスキルの一番最初に必要な能力です。

 

最初がズレるとそのズレを後で修正しなければならないので

 

ミスにつながるのです。

 

構えは動ける構えであってください。

 

今回は以上です。

 

それでは!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

強くなりたいのに、ボールを打つ練習ばかりしてませんか?

 

今回の記事を最後まで読んでいただけると、

 

知らなかった人ほどプレー生まれ変わります。

 

タイトルにありますようにテニスで強くなりたければ

 

ボールを打つことだけの練習をするな!ということです。

 

じゃあテニスでボールを打つ以外何すんねん!って思いますよね?

 

じゃあトレーニングかい!ひたすら走る!筋トレ!ストレッチ!

 

違います

 

もちろん大事ですし、時間があればトレーニングは賛成です!

 

間違った筋トレは反対ですが、この話はまた次回

 

今回お伝えすることは普段の練習(球出し、ラリー、ゲーム)で少し意識するだけです。

 

では本題に入ります。

 

皆さん『レシービングスキル』というのはご存じですか?

 

あまり広まった言葉ではないですが名前があると覚えやすいので

 

一応名前をつけます。

 

直訳すると『受け取る能力』です。

 

要は相手のボールを返す能力です。

 

このレシービングスキルは5つの能力があります。

 

①構え

②予測

③反応

④打つ

⑤戻る(ポジション)

 

プレー中はこの5つどれもが必要不可欠です。

 

ボールを打つこともこの5つの内の1つでしありません!

 

ボールを打つ為には

 

構えができてて、

↑パワーポジション、スプリットステップ等できてるか?

 

予測ができてて、

↑相手とボールの状況を見れているか?

 

反応ができてるから

↑予測ができてると反応が良くなる

 

正確にボールがに打てるのです!

そして戻る!

↑次のポジションに移動する

 

5つ全てが繋がってます!

 

戻らなければ次のボールが遠くなったり、オープンスペースが広くなり予測ができない

 

構えができてなければ一歩目が遅れたり、テイクバックが遅くなる

 

予測ができなければ反応が遅くなり相手のボールに対応するのに精一杯になります。

 

コーチあるあるだと思いますけど

 

よくショットをミスした時に素振りをしたり、打ち方を反省してる生徒さんがいます。

 

そこじゃないんですよねー

 

反省すべきポイントは

 

構え、予測、反応、戻る(ポジション)のズレからミスが起こってることを理解してください。

 

もちろんまったくの初心者はそこまで意識できなので仕方ないとは思うのですが

 

基本を習得し、大会に参加してるもしくはしようと思ってる経験者の方であれば、

 

ミスの原因は打ち方だけではない!ということ意識してください。

 

球出しや半面のラリーは上手なのに

 

全面のラリーや試合になると上手くいかない人は

 

強い人たちとの差はここにあります。

 

なので僕自身もレッスンでは打つ以外の4つが上手くできてるか観察してますし

 

打つ以外のことも教えてます。

 

また次回レシービングスキルの5つを分けて解説や練習方法をお伝えさせていただきます。

 

皆さんの上達のきっかけになれば嬉しいです!

 

今回は以上です!

 

それではー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バックハンドを狙われたらどうしますか?

フォアハンドとバックハンドどっちが得意ですか?

 

多くの方がフォアハンドが得意だと思います。

 

今回はフォアハンドが得意な選手がバックハンドを狙われて負けてしまった時の対処法のアドバイスを共有したいと思います。

 

まず大前提にバックハンドのスキルを上げる必要があるのですが、

 

長期的な対処法になるので戦術面で工夫するアドバイスです。

 

ゴールはフォアハンドで展開できることです。

 

対処法

①相手のバック側に深く打つ

②バックのダウンザラインを打つ

以上の2点を実行した上で

フォアハンドを打つ準備をして下さい。

 

少し解説します。

 

①相手のバック側に深く打つことができると相手は厳しいダウンザラインは打てないと

思うので回り込んでフォアを打つ準備をして下さい。もしくはセンター付近に甘く来て

もフォアで打てると思います。

 

②バックのダウンザラインを打つ

これもバックでダウンザラインを打てば大半はクロスに返球してきます。

するとフォアハンドで打てる展開になると思います。

2つと甘いショットは自由にコントロールされるので、

もちろんバックのスキルアップは継続しながらトライしましょう!

 

あと記事を書いてて思ったのですが、

 

大事なのは次のプレーを考えられているかですねー

 

予測がめちゃめちゃ重要だということです!

 

予測が外れててもいいから!

 

このショットを打ったら次こうしよう!って思えてるかどうか!

 

予測が外れても対応するんですよ。対応する時はとりあえずクロスに深く返せばいいんです。

 

何でクロスかはまた後日記事にします。

 

対応しながら予測して予測が当たった時に初めて自分の展開に持ち込めるもんです。

 

対応ばっかりだと返すことに必死になりますから後手に回ってしまってるでしょ?

 

だからサーブが有利なんですよ。

 

サーブは対応せずに打てるので、そして相手のリターンを予測する!

 

サーブのキープ率がいい人はサーブの次を考えてます。

 

僕も超ビッグサーバーではないので次を考えてサーブを打ちます。

 

話が逸れましたが…

 

とにかく予測!相手を見てください!

 

今回伝えたいことは

 

バックを狙われてもこうやったらフォアで打てる!

 

目的を持ってショット打ち、思いのあるショットから次の相手の対応を読み

取ることで自分がラリーの主導権を握ること!

 

トライしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弱いペアがやりがちな守り方...

強いペアはセンターを守る

 

反対に弱いペアはワイドを守ろうとしている…

 

とレッスンをしていると感じます。

 

外側を守ろうとする気持ちは分かりますけどねー

自分側を抜かれると自分のせいだと思ってしまいますからねー

 

ただ外側を何回も抜かれるということは前のボールが甘かったりすることが原因だと思うので

そこを改善すべきだと思うのですよ

 

よっぽどポジションが真ん中よりなら別ですが…

 

なのでポジションが悪くないのに外を抜かれることは稀なので

 

しっかりセンターを守れるように意識してください!

 

たまにワイドを抜かれることもあるでしょうけどトータルで勝てばいいので外側を抜かれる勇気を持つことも重要です。

 

参考になれば幸いです!

 

 

 

ダブルスの狙うべきコース知ってますか?

ダブルスのセオリーをレッスンであった事を共有していきます。

 

今回は

 

 

打った人の横を狙う

 

これを共有していきましょう!

 

レッスンでも結構多いんですよねー

 

せっかく相手ペアの片方を崩したのに

 

崩れてない方にセカンドショットを打ってしまいカウンターでやられる

 

これはもったいないです…

 

打った人はその時点で崩れてます

 

要はラリーに遅れてるのです。

↑前回お伝えした時間的オープンスペース

 

上手い人程遅れないようにしてますが

 

セカンドショットボールを打った人の横を狙って下さい。

 

もちろん返ってきたボールが不利だなと感じたら相手のペアに逃げるのは構いません。

 

むやみやたらにコースを変える人は要注意です。

 

心当たりある方は気をつけてみて下さい。

 

意外と抜けるかもしれませんよ!

 

参考になれば幸いです。