ダイキ

現役テニスコーチによる情報共有ブログ

攻めてるのに決まらない方へ…どこを狙うか知ってますか?[上手くなる条件]

オープンスペースを狙う!

 

いやいやそんなこと分かってるよ!と思った方

 

もう少しお付き合いください。

 

オープンスペースには3種類あるのはご存知ですか?

 

今日のレッスンでも凄く良いボールを打ってるのに中々決まらなくて先にミスをしてしまうT君がいました。

 

レッスン中の会話↓↓

 

私「T君!強いボールを打ってるのにあまり相手に効いないよね?3つのオープンスペースは意識できてる?」

 

T君「オープンスペースってどういう意味ですか?」

 

私「空いてる空間だね!」

 

T君「あっ!それなら空いてる所を狙ってます!でも返されて焦って先にミスをしてしまいます。」

 

私「なるほど!じゃあ空間的オープンスペースは使えてるね!あと2つのオープンスペースを意識できると上手くいくかもね!」

 

T君「他にもあるんですか?」

 

私「まず時間的オープンスペース、そして心理的オープンスペースって他にも2つあるんだよ」

 

T君「時間的?心理的?なんだか難しいですね…どういうことなんですか?」

 

私「オッケー!じゃあ順番に説明するね!

まず空間的オープンスペースこれは単純に目に見えて空いてる空間のこと!相手が右寄れば左が空いてるよね?後ろにいれば前が空いてるよね?これはT君も出来てたから大丈夫!」

 

T君「はい!これは分かります!」

 

私「じゃあ時間的オープンスペース!これは一見空間的オープンスペースが空いてないように見える場合でも相手の時間を奪うことで空いてる空間を作ること!」

 

T君「相手の時間を奪う…ボールを速く打つってことですか?」

 

私「そうそう!もしくはライジングとかボレーとかノーバウンドで打つことも当てはまるよ!仮に相手が良いポジションでストロークなら返されてしまう場面でもボレーやスマッシュなら抜けるかもしれないよね!」

 

T君「なるほどー!わかりました!ボレー苦手ですけどチャレンジします!」

 

私「そうだね!攻めたいなら前に行く習慣は日頃から練習しておこう!そして最後に心理的オープンスペース!」

 

T君「これ難しそうですねww」

 

私「要は相手の逆をつくことだね!例えば相手がコートの右側に寄ってるとしよう、そしたら相手は広く空いてる左側を守ろうと意識するよね?その意識を感じ取れたら狭い右側へあえて打つんだよ」

 

T君「なるほど!確かに逆つくのが上手い人いますね!でもどうやったら相手の意識なんて分かるんですか?」

 

私「相手の気持ちだからこうしたら絶対分かるって方法はないけど、相手が置かれた状況を自分だったらどうするかなって考えてごらん。」

 

T君「相手の立場になって考えるってことですか?」

 

私「その通り!難しいけど意識して練習すれば打つ時に選択できるコースがいつもより多くなるよ!あと空間的オープンスペースしか見えてない子は経験上端っこを狙わされてミスが多くなる、見えてるコースが少ないと思う」

 

T君「正に僕のことですねww」

 

私「でも大丈夫!コーチも昔はそうだったけど3つのオープンスペースを意識出来れば余裕が生まれてプレーが安定するよ!」

 

T君「そうなんですね!じゃあ僕も出来るように頑張ります!」

 

私「そうだね!一緒に頑張ろう!」

 

 

 

ということがあったのでこのブログにも共有しおきたいなと思いました!

 

 

一応まとめ

①空間的オープンスペース

↑相手のいない所に打ちましょう

②時間的オープンスペース

↑相手が対応できないペースで打ちましょう

コートの中で打ったり、速いボール

心理的オープンスペース

↑相手の意識の逆を狙いましょう

相手の立場になって考えましょう

相手の身体能力や性格も考慮して考えると良いです。以前レッスンで逆をついたつもりがご高齢の方だったので動いてなくて普通に返されたことがあったので…w

テニスは奥が深いですねー

 

 

ということで!この3つを組み合わせればきっと質の高いプレーができると思います。

 

私も20年テニスをしてますが、意外に教えてもらったりネット記事でも見たことなかったので参考なれば嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プレー中に感想を言わない[上手くなる条件]

プレー中に感想を言わない

 

ことを習慣にして下さい。

 

今日のレッスン中での出来事…

 

生徒のYさんがネット前で必死ジャンプして届いたボールがネットのスレスレを通りドロップのようなボールが返り

 

Yさんは「よっしゃぁ!」

↑ボールが返ったことが嬉しかったのでしょう

 

しかしコーチがダッシュで追いつき返球

 

ボールはYさんのすぐ右横を通り過ぎ

 

Yさんは慌てて後ろに走りますが間に合わず…

 

私「Yさん自分のショットやプレーに感想を言ってはいけませんよー」

 

Yさん「え?じゃあどうしたらいいの?」

 

私「気持ちは分かりますが、自分のショットの感想よりも次の相手のショットに備えることを優先しましょう。例えば次のポジションニング、返球コースの予測、相手のポジションにより自分の返球コースの決定、相手がボールを打つタイミング、挙げたらキリがありません。とにかく自分のボールよりも相手に集中してください。

 

Yさん「なるほど!確かに」

 

こんな出来事がありました。

 

 

感想とは他には

 

「入ってよかった」

「今のボールいい感じやな」

「狙ったとこと違う」

 

こんなのが多いですかねー

 

自分のショットの感想よりもそのボールを相手がどう対応・返球しようとしてるかの方が大事です。

 

よくダブルスでもクロスに打つつもりがストレートにいって動きが固まってのをよく見かけます。

 

「あっ!違う」

 

って思ってしまうのでしょう。

 

最悪思ってもいいですが、動きを止めてはいけませんよね。

 

テニスはオープンスキルの要素が強いスポーツなので相手の動きに集中する癖をつけましょう。

 

サッカーやバスケのディフェンスの際に自分の動きに集中しませんよね?相手の動きに集中しますよね?

 

自分と戦わず、相手と戦いましょう!

 

プレー中止に感想を言わない!

 

訓練しましょう!

 

 

 

 

接客の心得

人間の行動や言動には背景がある

 

今日の通勤でびっくりするぐらい渋滞だったので仕方なく高速道路でスクールに向かってると

 

途中のくぼみで立ちションしてるおっちゃんを発見…笑

 

「おっちゃんマジかっ!我慢せえよ笑」

と最初は笑ったが

2秒後こう考えた

一見滑稽に見える光景だが、おっちゃんの我慢したけど耐えられず仕方なく高速道路で立ちションをするという大胆な決断をしたという心理描写や背景を考えると共感するし同情した…

 

接客をする上で

お客様の言動や行動には背景がある

ことを今日の通勤中に学ばせてもらった

今日も一生懸命レッスンしよう!

おっちゃんありがとう

上手くなる条件1(メンタル)

 

出来ると思うこと!

 

このメンタルを持つことです。

 

たくさんレッスンをしてきましたが、

悩んでる方に限ってアドバイスをする

「無理…」「出来ない…」

「それはあなたがコーチだから…」

 

あの…コーチも最初はただ初心者でしたからね?笑

 

私には出来ないと思い込むこと

このメンタルがとにかく上達を邪魔してます!

 

何故なら僕自身も思ってました

 

どのタイミングでそのメンタルが変わったかと言いますと…

 

学生時代に特に戦績を残すことが出来なかった私がもうすぐ引退だと思い、思い残すことがないように出来る限りの時間をかけて自主練を取り組みました!とにかく人よりやりました!

すると最後の個人戦で明らかな格上選手に勝利することが出来ました!

 

この経験から

「自分は努力が足りなかったから結果が出なかったんだ…」

 

今まで上手な子に対して

「あの子は小さい頃からテニスをしてたから…」

「あの子は才能があるから…」

勝手にこう思い込んでました。

こんなことを思っても全く良いことはなかったです。

自分を自分で慰めてただけでした…

 

やれば出来る!

出来るまでやる!

出来ないのならまだ出来ないだけ!

 

出来ないということは努力をしてない

努力をしても出来なければ正しい努力をしていない

努力の仕方を変える工夫をする

トライ&エラーです!

 

ただ学生時代は知識がなかったのでどうすればいいのか分からなかったです…

 

だからコーチをして得た知識や経験を少しでもテニスが上達したい人の役に立てばと思いこのブログを始めてみました!

 

少しでも皆さんのお役に立てば幸いです!

 

まず出来ると思って取り組んでください!

出来ないと思っても何も良いことはないです。

何か達成したい目標があれば前進あるのみです!

 

努力の仕方は今後このブログでさらに伝えていきます!

 

よろしくお願いします!

 

 

上手くなる条件

「コーチ…楽に上手くなる方法ないですか?」

 

この質問すごく多いですが、

 

 

 

ハッキリ言ってそんな都合の良い方法はありません!!

 

 

あれば皆やってますよね?

 

 

そんな方法がこの情報社会に広まれば全員フェデラージョコビッチ です

 

 

知ってれば私がグランドスラムを獲りにいきます

 

 

 

しかし!

 

 

決して楽ではなく、地道ではあるけども、

 

上手であり、強いプレイヤーがしている行動や習慣があります。

 

 

私が日々のレッスンから発見した

 

上手くなる条件!

 

今後お伝えさせていただきます!

 

テニス好きの皆様にとってヒントとなれば幸いです。